所有欲について考える 書評:人にはたくさんの土地がいるか

 

名義変更料を2回分滞納している身ではありますが、全宅ツイの末席を汚させて頂いている立場として、課題図書の感想をアップします。

内容(「BOOK」データベースより)

百姓のパホームは、苦労しながら自分の土地を手に入れ、少しずつ生活も楽になっていきます。けれども、裕福になればなったで、もっと、もっとと、だんだん欲が出てきて…。

所有と利用

大抵のことには「所有する悦び」「利用する悦び」があるのではないかと思ってます。土地にしても、お金にしても、服でも、靴でも、ガジェットでもそうです。

飾る用、聞く用で同じCDを2枚買うというような話を聞くこともありますが、所有と利用の両面で悦びを得たい心理からなのかな〜と思ったりもします。

※すら先生の場合は、また別の事情かもしれません

所有欲ってなんだろう

所有欲というのは、利用する・利用しないとは、また別の話なんですよね。太古の飢餓の記憶が、人間を所有に駆り立ててるのかな〜とも思ったんですが、よくよく考えると人間以外の動物だって縄張り争いするわけで、かなり根深いところからきている欲求なのではないかと思ったりするわけです。

アユはなぜナワバリを持つのか?

所有欲は悪いことではりませんが、そればっかりを追い求めると、やはりデメリットが目立ってきます。

1点目のデメリットは、リスクを取り過ぎてしまうこと。どんどん大きなものを所有しようとすると、ターゲットに応じて過大なリスクを取らなければいけなくなってくる。大勝負を繰り返しているうちに、1回の負けが致命傷になってしまいます。

2点目のデメリットは、所有しているものが大きくなると、失うことへの不安が増してくること

所有と利用のバランス

やはり自分が利用できる範囲あたりで、所有欲にリミッターが掛かっていた方が、最終的には幸せに至れるのではないかと思うのです。

入ってくる物と出ていく物のバランスが取れている。その前提が整っていると、物事を出し入れするタイミングの摩擦感で、快楽が得られるのではないかと思うのです。

買う悦び

売る悦び

食べものを体に入れる悦び

食べものを体から出す悦び

必要十分の見極め

最終的には「足るを知る」という月並みな結論になってしまうわけですが、常日頃から自分にとっての必要十分を理解しておかないと、所有欲という悪魔の誘いに惑わされ、身を滅ぼすことにつながると思いました。

なお、私自身は所有欲は薄い方で、あんまり自分の所有にはこだわりがありません。

もっとも安全な資産は何か?

汗水流して必死に貯めたお金だもの。資産運用に興味はあるけれど、目減りするなんて耐えられないから、やっぱり現金が一番かな……。

本エントリを読んでいる方も、漠然とそのように感じてる方が多いと思います。

でも本当に、現金が一番安全な資産なのでしょうか。

もっとも安全な資産とは何か?

今日はそんな観点から、投稿してみたいと思います。

現金

画像出典:日本銀行

通貨とは、流通貨幣の略称で、国家などによって価値を保証された、決済のための価値交換媒体
引用:Wikipedia

現金は、国の信用で成り立ってます。日本は世界第3位の経済大国で、社会も安定していますから、現金(日本円)は安全な資産であるというのは間違いありません。

しかしながら、現金は次の2つの要素によって、その価値は日々変動していると言えます。

物価変動

これは消費者物価指数の推移です。

画像出典:消費者物価指数の推移(世界経済のネタ帳)

貴方が生まれた時代から今日まで、物価はどれぐらい動いてますか?
2000年ぐらいからは安定してますが、もっと前まで遡ると20%ぐらいは動いてますよね。

現金と物価は、表裏一体の存在でセットで考えないと意味がありません。

貴方の貯金が100万円あったとしても、それで家が買えるのか、牛乳しか買えないのか、それによって100万円の価値は随分と変わってきます。

現金の価値を決めるのはひとえに物価であり、その物価というのは日々変動しているのです。

現金が安全な資産というのは、物価が安定しているということが大前提であり、逆に言えば現金は、物価の影響をモロに受けてしまうポジションであると言えます

物価が暴走してしまうハイパーインフレは、毎年のように世界のどこかで起きてます。目下、ベネズエラでも進行中です。

画像出典:ジンバブエのハイパーインフレ

日本も財政赤字の問題をそろそろ何とかしないと、通貨や国債の信認を失う可能性があります。ギリシャやイタリアなどの先行事例を見ると、ハイパーインフレまではいかなくとも、かなり厳しい物価上昇が想定され、その際には現金は安全な資産でなくなるかもしれません。

為替変動

続いてこちらはドル円チャートです。

画像出典:USドル/円の為替レートの推移(世界経済のネタ帳)

為替も日々変動してます。
1990年以降も、±20円ぐらいは変化してますね。

こんなに変化をしてるのに、本当に現金は安全と言えるのでしょうか。

ある意味で、現金を日本円で持つというのは

  • 日本株式会社の株を買うようなものであり
  • 消費者物価指数という有価証券を持っている

そんな資産だとも言えるでしょう。現在は安定していますが、20年、30年というオーダーで考えたら、決して手放しで安全とは言えません。

国債

国債は、国家の信用によって設定する金銭上の債務。国家が元本・利子の支払いを保証しているため、金融商品の中でも比較的、安全性は高い。

国債は他の債券同様に発行された後でも市場で売買できるため、価格は常に変動している。国債価格とその裏返しとしての国債金利(長期金利)は政治的にも非常に重要な要素である。

引用:Wikipedia

国債は、満期まで保有していれば元本が保証されますが
市場価格は常に変動しているため、途中で売却しようとすると損失が出る場合もあります。

また、国が借金を返せなくなると、「その借金まけてくれよ」という事態に発展することもあります。

世界のデフォルト経験国家一覧表(第二次大戦以降)

……とはいうものの、国債は株式などに比べたら比較的安全な資産であり
複数国・地域の国債を組み合わせることで、さらにリスクを軽減させることもできます。

また、国債には、物価の動きに連動して債券価格が動くという
物価変動債というものもありますので、物価高(インフレ)による価値の目減りを防ぐこともできます。

貴金属はどうなの?

画像出典:金価格の推移(世界経済のネタ帳)

こちらは、金価格のチャートですね。

金は、歴史的に通貨として流通していた時代もあり
現在でも中国やインドなどでは、富の象徴として金を買い集める文化があるため、投資商品として根強い需要があります。

また、金の相場には有事の金という格言があり
戦争、革命、インフレetc、国家や通貨の先行きが不透明になる時に
金が買い求められる傾向があります。

でもね……どうでしょう? 安定してますか?

ちょっと判断が難しいですが、平均から±50%ぐらいは
動いてると見ればいいでしょうか。

なお、金の基準価格はドル建てですので
日本円で買う場合には、金自体の価格変動に加えて為替変動の影響も受けます。

じゃあ不動産は?

こちらは、東京都の公示地価のチャートです。

画像出典:地価公示の平均価格推移グラフ

バブル期に価格が突出していますが、ここ20年ぐらいの価格は比較的安定しているように見えます。

不動産は、失敗した人の話が派手に取り上げられるので怖いイメージがありますが、私は不動産に対して、そこまで危ないというイメージを持っていません。
(派手に失敗する人は、借り入れの額が大きすぎるだけです)

目の前に、1つの会社と、1つの土地があったとします。
30年後を想像した時に、確実にそこに存在して
コツコツと利益を生み出しているのは
会社と土地、いったいどちらでしょう?

そんな質問を受けたとしたら、私は間違いなく土地を選びます。

結局のところ

また、こちらを見てください。

銀河系の中心である太陽だって
こんなスピードで宇宙を移動してるんです。

安全な資産なんてありませんよ。

自分が稼いだ大事な資産を守るのに、唯一できることがあるとすれば
資産の特性を組み合わせてリスクヘッジすることだけです。

でも自分には、家と住宅ローンがあるだけで、そんな大きな資産なんてないからな……。

ちょっと、ちょっと! 私が言いたいのは、それです。
それだと資産が偏ってるんですーーー!そのまま何もしないと、不動産価格の下落や
金利上昇のインパクトをモロに受けてしまうポジションです。

常にうまく行くかは分かりませんが、何も行動をしない人よりは確実に生存確率は上がります。

  • それぞれの資産の特性を知る
  • 環境の変化を常にウォッチする
  • いくつかの資産を組み合わせて環境変化のインパクトを軽減する

あーでもない、こーでもない、いろんな場面を想定して
どう転んだとしても、致命傷を食らわないようなポジショニングをしておく。

そのためにも、日頃からアンテナを高く張り
お金に関する知識と最新情報を集めておく。

そうやって得られた知見こそが
実はもっとも安全な資産なんだというのが、本エントリの結論です。

プライベートの目標管理

新年あけましておめでとうございます。
今年こそはやってやる!と希望に燃えている方に向けて
本日は目標管理の方法について書いてみます。

実を言うと私は、目標管理ヲタの気がありまして
毎年この時期になると、その年の目標を20個ぐらい立てます。

今日は私の、プライベートの目標管理の方法についてお話いたします。

イントロダクション

目標管理を始めたきっかけ

たしか、結婚をして、仕事もバカみたいに忙しくて、第一子を授かった頃で・・・自分のやりたい事がなかなか出来ないな~と、ストレスを感じていた頃だった気がします。

その時、ふと思ったんですよ。

「人がやりたい事ができない、続かないというのは、意思が強い弱いっていう以前にやりたい事をすぐに忘れちゃうって単純な問題なんじゃないかな~」って。

「そうそう、俺はあれがやりたかったんだ」と、何かのタイミングで思っても、次の瞬間には、そんなことも忘れてしまう。自分のやりたい事をどんどん忘れていってしまうのが、なんだか悲しく感じられました。もうちょっと、自分のやりたい事を忘れずに記録して、機会を見つけて実行に移して行きたいと思ったのが目標管理を始めたキッカケだったかと思います。

自己管理の限界と、わんこそばのオバハン

私はもともと、意志の力による自己管理を放棄しています。そもそも自己管理なんて原理的に無理なんです。

自分は世の中で一番、自分の状況を理解してあげられるし、同情してあげられます。

  • 監督と選手
  • トレーナーとアスリート
  • 映画監督と主演俳優
  • 会社の取締役と執行役

何かを実行する人と、それを管理する人は分離したほうが良い結果が出るなんてのは当たり前です。

自分のプライベートの目標管理についても「自分の隣にわんこそばのオバハンみたいな人がいればいいのに」と思ってました。

自分のやりたい事を、ツルッと一口で食べられる量にしてタイミングよく自分の前にサッと出してくれる。自分は、その場その場で食べることに専念すればいい。 ・・・そんな環境が作れたら理想です。

人間はコンピュータと一緒!?

私は人間をコンピュータに例えるのが好きなんですが、人間もコンピュータも多くの成果を出すのに一番重要なのは「平均稼働率を高めに保って安定稼働する」ことだと思っています。

データセンターに置いてあるサーバーのCPU利用率って平均値にしてしまえば、数%程度なもんですよ。もし平均値を50%ぐらいまで引き上げられたら、劇的な費用対効果の向上です。常に100%で稼働するとオーバーヘッドも大きいですし、高負荷で故障率も高まりますのでやっぱり高めで安定稼働ってのが、一番多くの結果が出るんだと思っています。

同じような類推から、私は自分の稼働率を60%-70%ぐらいに保つ事を意識しています。なかなか100%は出せないし、出せたとしても疲れてしまって、その後しばらくリバウンドが来ます。稼働率60%-70%ぐらいで生きていれば、疲弊はしませんし、壊れません。

では、人間もコンピュータも平均稼働率を高く保つのに何が重要かと言うと、それはOS(オペレーティングシステム)なんですね。 特にジョブ管理。
目標管理においても、現在の稼働状況を逐一見ながら、ジョブの投入量を増やしたり減らしたりして、稼働率を60%-70%を保つことが一番が重要です。

画像出典:いらすとや

エイサ! ホイッ! ジョブだよ! 実行しちゃいな!

自分の目標に追い詰められて、息苦しくなっていたら元も子もないですしね。自分でやっていて楽しいと感じるぐらいの負荷に調節するのが大事なポイントです。

目標の立て方

いつかはやりたい事リスト

私は「いつかはやりたい事リスト」を持っています。実現するのにちょっと時間ががかりそうなので、今はやれていないけど野望としては捨てていない事です。思いついたら即座にメモります。

年間目標の作成

毎年、年末年始にその年の目標を考えます。コーヒー屋にこもって、翌年はどんな年にしたいかな~とか1人ブレストをしながら考えます。

「いつかはやりたい事リスト」から持ってくることもあるんですが、そこには大抵「トライアスロンを完走する」とか書いてあるので、いや待てよ・・・俺フルマラソンも走ってないのにいきなりトライアスロンは無理だろ、まずはフルマラソンからか?

でも、子どもの面倒もあるし、そんなにトレーニング時間も取れないな。まずはハーフマラソンぐらいが妥当なラインじゃないか?みたいな感じで、「いつかはやりたい事リスト」からピックアップしたものを、少し分割してハードルを下げます。

SMARTな目標

良い目標を立てるにあたり、SMARTというフレームワークがあります。

  • S: Specific (具体的である)
  • M: Measurable (測定可能である)
  • A: Achievable (達成可能である)
  • R: Result Oriented, Related (成果に基づいている)
  • T: Time-bounded (期限がある)

S: Specific (具体的である)
目標が具体的でないと、後から振り返ってみて「よし、この目標は達成したぞ!」と判定できません。結局、俺は英語を流暢に話せているのだろうか、洋画を字幕なしで見られているのだろうか・・・と思い悩むばかりなので、目標は具体的で達成条件が明確なものが好ましいです。

M: Measurable (測定可能である)
定量的に測定可能な目標ほど、達成条件も明確ですし、目標の進捗状況も明確になります。進捗状況が感じられないって、人間にとってすごくストレスです。

  • 距離的には近道だけど、超渋滞していて、なかなか進まず20分かかるルート
  • 距離的には少し遠回りだけど、空いていて、すんなり進んで22分かかるルート

Googleが2つのルートを出してきたら、どちらを選びます? 私は後者です。

A: Achievable (達成可能である)
達成不可能な目標を掲げても意味がありません。

R: Result Oriented, Related (成果に基づいている)
ちょっと個人の目標にはハマらないので「自分がワクワクすることである」と読み替えたほうがいいかもしれません。

T: Time-bounded (期限がある)
人間は期限から逆算して行動する習性があるとの事です。
夏休みの宿題は、夏休みが何ヶ月あろうと最終週にならないと着手できません。

コントロール可能な目標

SMARTのほかにももうひとつ大切な要素があります。それが、自分でコントロール可能かどうかです。

「1年間、震度5以上の地震に被災しない!」

そんな目標を掲げたとしても、天変地異は予測不可能ですので、自分で頑張れるところが少ないです。

同様に「売り上げ○○円達成!」というような目標も、勝負は時の運というところもあります。ワクワク感との兼ね合いもありますが、「顧客訪問回数:○○回」という目標のほうが、自分のコントロール下に置かれます。

うまく目標を調節しながら、SMARTかつコントロール可能な目標への落とし込みができるかどうかが、目標設定の要となります。

目標のクラスとカテゴリで分類

最初の頃は、私も大きな目標ばかりリストアップしてしまい、自分で自分の目標に縛られて、身動きが取れなくなってしまいがちでした。その反省から、数年ほど前から目標のクラス分けを行うようにしています。

  • Aクラス:達成までに、コツコツ半年以上かかりそうなもの
  • Bクラス:3ヶ月ぐらい頑張れば達成できそうなもの
  • Cクラス:重い腰さえ上げれば、そこそこすぐに達成できそうなもの

大体例年、A:3個、 B:5個 C:12個 ぐらいになるようにしています。また挙げた目標を、[仕事][趣味][教養][家庭][健康][財産]の6ジャンルにカテゴリ分けします。
クラス・カテゴリで分類してみて無理がないか偏りがないか確認します。

目標のフォローアップ方法

フォローアップのタイミングを最初に決める

私は、目標管理で一番大事なのは
「定期的に目標を見る仕掛けを作って、目標の存在を忘れないこと」だと思っております。少なくとも月に1回、時間があれば2週に1回程度 自分の立てた目標をレビューする機会を作ります。

余談ですが、会社のMBOで立てた目標も、次回に見るのが半年後で、「ああ、そういえばそんな事書いたっけ」と感慨にふけっていてはいけません。できるだけ月間目標に分割して、こまめにフォローアップするなど工夫が必要です。

私は、年初にフォローアップのタイミングを決めてしまいます。月に1回、自分の目標管理のフォローアップを行うというのをスケジューラに1年間スバッと予定を一括入力し、さらにリマインダを仕掛けます。

さらにToDoリストとして使っているiPhoneアプリにも繰り返しタスクとして登録し、念入りにリマインダをセットしておきます。

フォローアップの方法

月に1回程度、自分の年間目標を取り出してみて、現在の進行状況を確認します。
これは進んでるな~、これは止まってるな~、これは今月やりたいな~ などなど

スタバでやったり、職場の会議室でやったり、自宅でやったり、場所と時間はその時々でいろいろです。時間は30分~1時間程度。

今月のスケジュールなどを考慮しながら、ちょっとづつ、目標を実際の行動にブレイクダウンして、じゃあ〇〇さんとスケジュール調整するかとか、これについて予約の電話をしようとか今月やりたい事をToDoリストに登録していきます。

全般的に私の調子がいい時は、このフォローアップが上手く行っている時です。ただ私も、目標管理を始めた1年目・2年目ぐらいは、年の後半から徐々にフォローアップが疎かになり、結局、途中から目標は放置されたまま年末を迎える事になってしまいました。

思えば当時は、これは止まってるな~という目標について、原因を分析して、対応方法を考えて・・・という1人特別プロジェクト進捗会議をやっていたんですね。

画像出典:いらすとや

何でこんな事ができないんだね! これからどうしようと考えているのかね?

それでも結局うまく進まないので、だんだん目標を見るのも億劫になって、最終的には放置するにようになってしまったんだと思います。で、ある年からアプローチ方法を変えました。

目標は自由に変えていい

ある年から、自分の中でのルールを変えて「目標は月次のフォローアップのタイミングで自由に変えていい」という事にしました。

よくよく考えて見れば、自分のプライベートの目標は仕事上のコミットメントではないですか別に自分のやりたいように、自由に変えたっていいじゃないかと。

そもそも年初に立てる目標なんて、だいたいハードルが高いんですよ。目標を達成するために生きてる訳じゃないですし、他にもたくさんやる事ありますしね。それに、年初にワクワクしながら考えていた事でも、2ヶ月も経ってから改めて眺めてみると大してワクワクしないなと感じる事もたくさんあります。

そんな目標に固執してるから、途中から放置してしまうんだと考えるようになりました。
今では月次のフォローアップのタイミングで、各々の目標を見ながら「今でも本当に実現したいと思っているか、実現することを想像するとワクワクするか」という観点で、目標の見直しを行います。

目標を自由に変えていいというルールを導入した結果、月次のフォローアップが楽しくなり、年後半から放置されてしまうという事もなくなりました。

熱しやすくて移ろいやすい?

私は自分の事を、熱しやすくて移ろいやすい性格だと思っています。何か新しい事を始めると、わーっと熱中します。1ヶ月ぐらい経つと、気持ちが冷めるわけではないんですが、次の新しいことに目移りします。

色んな所を巡り巡って、何かのタイミングで前の興味に戻ってきたりもします。なので、自分の興味に合わせて目標もどんどん変化させて行きます。

実現可能なところまで目標のハードルも下げますし、自分の興味に応じて目標自体もどんどん変えてしまうので、ここ3年ほど、年末時点の目標の達成率は8割ぐらいで非常に高いです。

まあ、現実的にできることを目標にしてしまうので当たり前ですけどね。

まとめ

本エントリのまとめです。

  • 意思に任せた自己管理には限界がある。フォローアップの方法を工夫する
  • 目標は明確かつ達成可能なものに。できるだけ小さく分割し、数多く達成するようにする
  • 定期的にフォローアップして進捗を確認。目標のハードルを下げてもいいし、目標自体を変えてもいい

目標と言うのはあくまで、目安とする道標であって、途中経過であり日本語で言うところのゴールとは少し異なります。私の場合は「自由に変えてもいい」とルールを緩和したことで、立てた目標を放置せず、低空飛行して続けることが出来るようになりました。

一番最初にお話したように、私は自分の稼働率を60-70%に保つ事を意識をしながらわんこそばのオバハンと、そばを食べる人を使い分けています。競争相手は「目標管理をしていない時の自分」なので、それと比べた時に、自分の目指すゴールに少しでも近づいていると感じられれば大成功だと思います。

なお、2017年の目標の一つは植毛です。

  • S:新宿アイランドタワークリニックで
  • M:1000グラフト程度を植えたいと考えています
  • A:最近は日帰りでできるらしく
  • R:考えただけでワクワクします
  • T:できれば夏前には実行できたらと考えております

 

以上です。

皆さまの夢が、2017年の具体的な目標となり、実行に移されることをお祈り申し上げております。

それって高い? 安い?

今年はサンマが不漁で高いらしいわ。さっきスーパーに行ったら、1本150円もするからビックリしちゃったわよ!

これは、私がまだ高校生の時に、何気なく母親が言った言葉です。

当時の私は
1本150円という値段は高いの?? 普段、サンマの値段を見てないから高いかどうか分からないし、むしろ150円という響きには安さを感じる」と感じていました。

大人になった今ではさすがに、身の回りのモノについて、それが高いのか安いのか目利きは効くようになってきましたが、それでも悩むときはあります。

  • その電化製品は高いの?
  • その会社の株価は高いの?
  • そのマンションの値段は高いの?

私たちは、どうやってその値段を評価しているのでしょうか。

けっこう漠然と判断していませんか?

比較サイトを検索して、そこに安いと書いてあれば安心できるのでしょうか。

モノの値段を評価するというのは、かなり奥深いテーマであり、最初にしっかり意識しておきたいポイントですので、冒頭のサンマを例にして考えてみます。

モノの値段を評価する方法

他のお店の値段と比較して評価する

同じものがもっと安い値段で手に入ると分かれば、これは高いなと判断することができます。汎用品を評価するには有効ですが、世界に1つしかない1点ものは評価できません。

過去の値段と比較して評価する

私たちが漠然とやっているのはこの方法ですよね。私の母が、サンマ1本150円を高いと言うのも、以前は1本100円で買えていたからです。しかしながら、過去の値段と比較しても、現在から未来の値段がどうなるかは誰にもわかりません。

グラム当たりの値段を評価する

実は、温暖化でサンマが巨大化していたから高かったのかもしれません。単位当たりの値段で比較をしないと見誤ります。

代替え品となるサバやアジと比較してみる

夕食のおかずとして競合となる、サバやアジの値段は現在いくらで買うことができるでしょうか。もし、それらが1本200円だとしたら、サンマ1本150円は相対的には安いとも評価できます。

将来どれぐらいの利益を見出すかを考える

「俺さ~、お前からだったらサンマ200円で買ってもいいよ。ボーナス出たらな」
もし、そんな奇特な友達をお持ちだとしたら、サンマ150円の価値も変わってきます。

サンマを食べたことによる満足度を考える

主観的な満足度が高ければ、別にサンマ1本100円でも200円でもいいんです。
大根おろしに醤油を垂らして、 よく焼けたサンマを頬張る……(・∀・) ウマイ!

以上、モノの値段を評価するにあたっての評価軸を6点ほどあげてみました。

サンマを例にとって説明しておりますが、上記の考え方は、車でも旅行でも家でも、どんな買い物でも適用できると思います。

幸せなお金の使い方

「幸せな人生を送りたい」
もし、そうお考えなのであれば、評価軸の中で一番大切にしたいのは、最後にあげた主観的な満足度です。

家族全員で旅行に行くと高いな……。そんなお金があるなら、住宅ローンを繰り上げ返済しないと……。

お気持ちは分かりますが、ちょっと待ってください。本当にそれでいいのですか?

……想像してみて下さい。

自分は80歳、配偶者にも先立たれて一人暮らし。
子供や孫たちは離れたところに住んでいて、共働きだから忙しく、年1回会えるかどうか。

そんな状況で、手元に節約で残した50万円があったとしたら、あなたはどう思うでしょうか。おそらく、ケチらずに家族旅行に行っておけばよかったと思う事でしょう。

お金を使って満足度が得られる使い道というのは、そんなにたくさんあるチャンスではりありません。

  • ある程度の比較検討を行った後は、目をつむって、自分と家族の主観的な満足度で決める
  • 決断した後は、その満足度だけを一心不乱に見つめて、それ以外のことは考えない

 

これが、幸せなお金の使い方の要諦です。

 

追記 2016/12/29

 

 

モノを買う時には、安く買うのも大事ですが
タイミング良く買うというのも同じぐらい大事です。

もし、自分が買ったのと同じものが、後で安く売られていたとしても
自分は幸運の女神に指名料を払ったんだと納得することにしましょう。